先日、アメリカのシカゴでゴルフをしてきました。
ルールこそ同じですが、システムの違いなど日本でプレーするゴルフとは一味違った体験ができましたので、ご紹介しますね。
基本的に前金制
ゴルフ場の駐車場に着いたら、受け付けでプレー代を清算します。
私たちがプレーしたコースは、イリノイ州ホフマンエステーツにあるHilldale Golf Club(ヒルデイル ゴルフクラブ)という所です。
1人税込み$45でした。
先に清算しなければプレーすることはできません。
完全セルフプレー
ゴルフ場の駐車場にゴルフカートが並べられています。
特に何番のカート使用などと決まっておらず、前の方のカートに自分でキャディバッグを積み込みます。
(写真の中央の木の向こう側にカートが並びました。)
ロッカーを使う事もありません。
自宅からゴルフウエアで来て、駐車場でゴルフシューズに履き替え、クラブを積み込んだらスタートです。
カートに乗って1番ホールにいくと、係のおじさんがいて、会計済みのレシートを見せたらスタートOKです。
スタート時間も細かく決められていません。
なんだかすべてがなんとな~く進んでいきます。
日本と大違いです。
カートは二人乗り
カートは二人乗りです。
3人や4人でプレーするときは2台連なって走行します。
天気の良い日はコース内を走れるそうですが、その日はあいにく大雨の翌日だったので、カートパスオンリー(カート道のみ)でした。
めちゃくちゃ広い練習場あり
アメリカは打ちっ放しもとにかく広いですが、ゴルフ場の練習場もとても広いです。
練習する時間はなかったけど、爽快な気分になれた事でしょう。
コースの距離は日本とさほど変わらない
距離や幅は日本のコースと似ていました。
山が無いのでフラットです。まっ平で気持ちいいです。
その分、バンカーや池が絶妙に作られていたり、ドッグレッグがあったりとなかなか苦戦しました。
併設されたタウンハウス
アメリカのゴルフ場でよく見かけるのが、コースのギリギリに家が立ち並ぶ光景です。
現地の人に聞いたところ、ゴルフ場を建設するときに、住宅と同時開発するのだそうです。
そしてタウンハウスを購入した人はゴルフプレーができるんだそうです。(メンバーみたいな扱いでしょうか。無料なのかは定かではないです。)
公園+住宅みたいな感じなんだそうです。
あまりに近いので住宅の外壁にボールが当たる事もあるそうですが、それを見越して破損しにくい素材で作られていました。
今回のプレーでもボールが逸れてOBになったのですが、それが住宅のお庭だったのです。
ボールを取りに行こうかと思いましたが、なにせ他人の家の庭なので入りにくく、諦めました。
OBの境界線が家の庭なんて、日本じゃありえないですよね。
仲間(現地の人)の話しによればプレーをしていると「調子はどう?」とか声をかけてくれたりもするそうです。
家の窓を壊して謝りに行った時は「へたくそ!」と言われたそうです。
公園みたいなゴルフ場
本格的なゴルフコースなのですが、なにせ住宅があったりしてのーんびりした雰囲気です。
そうかと思うと、車がビュンビュン走る国道沿いだったりもします。
ホール移動では一般道路の横断歩道も渡ったり住宅街を抜けたりします。
こうなってくると、もうゴルフって感じがしなくなってきます。
シカゴはグースがとっても多くて、町の中でもゆーっくり歩いていたりしますが、ゴルフ場にもあちこちにいました。
カートで轢いたら大変なので、気を付けなくてはいけません。
(野鳥保護されてます)
ハーフ休憩なし
アメリカのゴルフはスループレーです。
OUTスタートのワンウェイで、18ホール一気に回ります。
途中でビールなど売りに来るそうです。
私たちは6:30スタートの早朝だったので、ビールは売りに来ませんでした。
ドーナツを持って行ったので、適当に食べました。
終わったら駐車場に直行
18番が終わったら、カートで自分の車の近くまで行きます。
そしてキャディバッグを降ろし、カートが空になったら朝並べてあった所に移動させ、おしまい。
靴を履き替えたら車に乗ってさようなら~です。
めっちゃくちゃ楽でした。
感想
なんだかあっけなかったけど、ゆるーい感じのゴルフが楽しめてよかったです。
日本だとゴルフってかしこまった感じですが、アメリカは気軽な感じです。
もっとちゃんとしたゴルフ場もあるそうですが、基本的にはこのようなパブリックコースがほとんどです。
借りたクラブでスコアなんていい加減でしたが、雰囲気は十分味わえました。
そしてプレー代が安い!
また機会があったらアメリカでゴルフやろうと思います。