ゴルフ場には管理のためなど、舗装されている道路がコース上にある場合があります。
その舗装道路の上にボールが止まっていました。
このままショットすると、クラブが地面に当たって傷が付いたり怪我をする可能性もあります。
この場合はどうなるのでしょうか。
罰則 なし
処置 動かせない障害物からの救済を受ける
舗装道路は障害物に指定されています。
この場合のように道路上にボールが止まってしまったり、スタンスが道路にかかってしまう場合は、救済を受けることができます。
罰なしで拾い上げ、ショットに影響のない場所にドロップする事ができます。
「動かせない障害物」からの救済措置の受け方
a)ホールに近付かず、その動かせない障害物による障害が無い所で、ボールが止まっている場所から最も近い地点(ニヤレストポイント)を決めます。
b)ニヤレストポイントから1クラブレングス以内にドロップします。
この際ハザードとグリーン以外の場所に直接落ちるようにします。
救済を受ける際には、ボールがあった位置とニアレストポイントにマーカーなどで印を付けましょう。
怠ると1打罰になります。
また、この時に拾い上げたボールは綺麗に拭くことができます。
2019年のルール改定において、救済を受ける時はいつでも球を取り替える事ができます。